
骨造成
骨造成は、インプラントを埋入するために必要な顎の骨の厚みや高さが不足している場合に、骨補填材などを用いて骨の量を増やす治療です。木更津真舟くじら歯科では、インプラント治療を検討される方の骨の状態を確認したうえで、必要に応じて骨造成をご提案しております。骨の状態は年齢や歯を失ってからの期間によっても変化するため、検査結果をもとに個別に判断しています。
当院の骨造成における特徴

インプラント治療とあわせた総合的な計画
骨造成は単独で行うものではなく、インプラント治療の一環として位置づけています。歯科用CTによる検査の結果をもとに、骨造成が必要かどうか、必要であればどの程度の範囲で行うかを含めて、治療全体の計画を立てています。インプラントの本数や埋入位置とあわせて、無理のない治療計画をご提案しています。
他院で断られた症例へのご相談対応
骨の量が不足していることを理由に他院でインプラントを断られた方であっても、あらためて検査を行うことで、骨造成を組み合わせることにより対応できる場合があります。まずは現在の骨の状態を確認させていただきます。あきらめる前に、一度ご相談いただければと思います。
段階的で慎重な治療方針
骨造成を行った直後にすぐインプラントを埋入するのではなく、骨が安定するまでの期間を置いてから次の処置に進む方針としています。急がず段階を踏むことで、より安定した土台づくりを目指しています。焦って治療を進めることよりも、確実な経過を優先しています。
歯科用CTによる精密な検査
骨造成が必要かどうかを判断するためには、骨の厚みや高さを正確に把握することが欠かせません。当院では歯科用CTを用いて立体的に骨の状態を確認したうえで、治療方針をご説明しています。平面的なレントゲンだけでは見えにくい奥行きの情報も確認できることが利点です。
事前のカウンセリングを重視した治療方針
骨造成は外科的な処置となるため、治療前のカウンセリングを大切にしています。骨の状態や必要な処置の範囲、術後に想定される経過について、事前に丁寧にご説明したうえで治療を進めるかどうかをご判断いただいています。疑問点があれば、治療前にどれだけでもご質問いただけます。
骨造成とはどのような治療か

インプラントを支えるためには、一定の厚みと高さを持った顎の骨が必要です。歯を失ってから長期間が経過すると、骨は徐々に痩せていく傾向があります。骨造成は、骨補填材などを歯ぐきの中に補うことで、インプラントを埋入できるだけの骨の量を作り出す治療です。骨の状態によって、インプラントの埋入と同時に行う場合と、先に骨造成のみを行って骨が安定してからインプラントを埋入する場合があります。
骨造成にはいくつかの方法があり、骨が不足している範囲や部位によって適した方法が異なります。歯科用CTによる検査結果をもとに、どの方法が適しているかを判断しています。使用する材料についても、骨の状態に応じて選択したうえで、事前にご説明しております。
骨造成が必要となるケース

歯を失ってから長期間放置していた場合や、歯周病によって骨が大きく失われている場合、上あごの奥歯の部分で上顎洞という空洞が近い場合など、さまざまなケースで骨造成が必要になることがあります。歯科用CTによる検査で骨の厚みや高さを確認し、インプラントの埋入に十分な骨があるかどうかを判断します。
事故や抜歯後の経過によって骨の吸収が進んでいる場合にも、骨造成をご提案することがあります。骨の状態は人によって大きく異なるため、レントゲンだけでなく歯科用CTによる立体的な確認を基本としています。
当院で行う骨造成の方法
骨が不足している部位や程度に応じて、次のような方法を使い分けています。どの方法が適しているかは、歯科用CTによる検査をもとにご説明します。
GBR(骨誘導再生法)
骨が不足している部分に骨補填材を置き、メンブレンと呼ばれる膜で覆うことで、骨の再生を促す方法です。骨の厚みや幅が足りない場合に用いられます。骨の不足の程度に応じて、インプラントの埋入と同時に行う場合と、骨造成を先に行ってから埋入する場合があります。
ソケットリフト
上あごの奥歯の部分で骨の高さが不足している場合に、インプラントを埋入する穴から上顎洞(鼻の横にある空洞)の底の粘膜を押し上げ、できたすき間に骨補填材を入れて骨の高さを補う方法です。骨の不足が比較的少ない場合に適しており、多くはインプラントの埋入と同時に行います。
サイナスリフト(導入準備中)
上あごの奥歯の部分で骨の高さが大きく不足している場合に、歯ぐきの横から上顎洞の底の粘膜を持ち上げ、できたすき間に骨補填材を入れて骨の高さを補う方法です。ソケットリフトでは対応が難しい、骨の不足が大きい場合に用いられます。現在、導入に向けて準備を進めております。
ブロック骨移植(導入準備中)
骨の幅や高さが大きく不足している場合に、ブロック状の骨を不足している部分に固定し、インプラントを支える骨の量を補う方法です。現在、導入に向けて準備を進めております。
スプリットクレスト(導入準備中)
あごの骨の幅が狭い場合に、骨を縦に分割して広げ、インプラントを埋入するための幅を確保する方法です。現在、導入に向けて準備を進めております。
治療の流れ
歯科用CTによる検査で骨の不足している範囲を確認したうえで、局所麻酔を行い、骨補填材などを用いて骨の量を補います。処置後は骨が安定するまで一定の期間を置き、その後インプラントの埋入へと進みます。骨の状態によっては、インプラントの埋入と同時に骨造成を行うこともあります。処置後は歯ぐきを縫合し、傷口が落ち着くまで経過を確認していきます。
費用の目安
骨造成は自由診療となります。必要な範囲や処置の内容によって費用が異なるため、詳しくは検査結果をもとにしたカウンセリングの際にご案内しております。インプラントの費用とは別に追加費用が必要となる点についても、事前にご説明いたします。
よくある質問
骨造成は必ず必要になりますか
骨の厚みや高さが十分にある場合には、骨造成を行わずにインプラントを埋入できることもあります。歯科用CTによる検査の結果をもとに、必要性を判断しています。骨の量がわずかに不足している程度であれば、インプラントと同時に処置できることもあります。
治療期間はどのくらい延びますか
骨造成を行う場合は、骨が安定するまでの期間が必要になるため、通常のインプラント治療に比べて治療期間が延びる傾向があります。骨の不足の程度によって、必要な期間は異なります。数か月単位での見通しとなることが一般的です。治療全体のスケジュールについては、検査後にあらためてご案内いたします。
治療は痛いですか
局所麻酔を行ったうえで処置をするため、治療中の痛みは抑えられます。術後は腫れや軽い痛みが出ることがありますが、多くは時間の経過とともに落ち着いていきます。痛みが強く続く場合は早めにご連絡ください。
どのような材料を使って骨を補いますか
骨の不足している範囲や部位に応じて、適した骨補填材などを選択しています。使用する材料については、治療前のご説明の際にあわせてご案内しております。
骨造成をしても骨が十分に増えないことはありますか
骨の状態や治療への反応には個人差があり、まれに期待したほど骨が増えないこともあります。経過を確認しながら、必要に応じて治療方針を見直すこともあります。追加の処置が必要となる場合には、あらためてご説明いたします。
上あごの骨造成には特別な注意が必要ですか
上あごの奥歯の部分では、上顎洞という空洞が近くにあるため、その位置関係を確認しながら慎重に処置を行っています。歯科用CTによる事前の検査でリスクを把握したうえで治療を進めています。空洞との距離が近い場合には、より慎重な計画が必要になります。事前の検査で十分な距離が確認できない場合には、別の方法をご提案することもあります。
他院で「骨が足りない」と言われましたが相談できますか
あらためて歯科用CTで骨の状態を確認し、骨造成を組み合わせることでインプラントが可能になる場合があります。まずは検査からご案内しております。他院での診断内容もふまえて、あらためて丁寧にご説明いたします。
骨造成の後、日常生活で気をつけることはありますか
処置後しばらくは、患部への刺激を避け、激しい運動や喫煙を控えていただくことをおすすめしています。腫れや痛みが強くなる場合や、出血が続く場合には早めにご連絡ください。食事は治療箇所を避けてやわらかいものを召し上がるようにしてください。うがいのしすぎも患部の刺激になるため、当日は控えめにしていただいています。
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