歯周病

歯周病は、歯と歯ぐきの境目に溜まった歯垢や歯石の中の細菌によって、歯ぐきや歯を支える骨に炎症が起こる病気です。自覚症状が少ないまま進行することが多く、気づいたときには歯を支える骨が大きく失われている場合もあります。木更津真舟くじら歯科では、歯周検査で進行の程度を確認したうえで段階的に治療を進め、治療後のメインテナンスまで継続して歯ぐきの健康を支えています。

当院の歯周病治療における特徴

歯周病:当院の歯周病治療における特徴

6点法による歯周ポケット検査

歯周病の進行の程度を把握するため、歯と歯ぐきの間にある歯周ポケットの深さや出血の有無を測定する歯周検査を行っています。当院では、1本の歯につき6か所を測定する6点法を用いて、歯の周囲の状態を細かく確認しています。

検査は治療の節目ごとに繰り返し行い、処置の効果を確認しながら次の治療方針を決めていきます。

担当歯科衛生士制

歯周病の治療やメインテナンスでは、同じ視点で継続してお口の状態を確認することが大切だと考えています。当院では担当歯科衛生士制を取り入れ、同じ歯科衛生士が継続してクリーニングや歯みがきのアドバイスを担当できる体制を整えています。

前回からの変化に気づきやすくなるため、お一人おひとりに合わせたアドバイスにつなげやすくなります。

段階を踏んだ歯周基本治療

当院では、歯周検査、歯石除去(スケーリング)、再検査という流れを基本としています。再検査の結果に応じて、歯周ポケットの奥深くに付着した歯石を取り除くSRP(スケーリング・ルートプレーニング)を行い、さらに再検査を経て、外科的な治療が必要かどうかを判断します。

いきなり外科的な処置に進むのではなく、各段階で状態を確認しながら、必要な処置を見極めていく方針です。

噛み合わせも含めた全体的な判断

歯周病の原因は歯みがきの不足だけでなく、噛み合わせなどが関わっていることも少なくありません。当院では歯ぐきの状態だけでなく、噛み合わせや歯の揺れなども含めてお口全体の状態を確認し、できる限り歯を残すための処置をご提案しています。

口腔機能検査もあわせた確認

歯周病は、糖尿病をはじめとする全身の健康状態と関わりがあることが知られています。当院では、噛む力などを確認する咀嚼機能検査をはじめとした口腔機能検査もあわせて行い、お口全体の機能を確認しながら診療を進めています。

歯周病の進行と症状

歯周病:歯周病の進行と症状

歯周病の初期には自覚症状がほとんどなく、歯みがきの際に歯ぐきから血が出る程度のことが多くあります。進行すると、歯ぐきが下がって歯が長く見えるようになったり、口臭が気になったりすることがあり、さらに進むと歯がぐらついて、食べ物を噛みにくくなることもあります。

歯を支える骨は、一度失われると自然に元の状態に戻ることは難しいため、症状が軽いうちに気づいて治療を始めることが大切です。初期の段階であれば歯石除去などの基本的な処置で改善が見込めますが、進行している場合には外科的な治療が必要になることもあります。

当院の治療の流れ

まずは歯周検査を行い、歯ぐきの状態を確認します。次に歯石除去(スケーリング)を行い、再検査で歯ぐきの反応を確認します。改善が十分でない部分には、歯周ポケットの奥の歯石を取り除くSRPを行い、再度検査を行います。それでも歯周ポケットが深く残る場合には歯周外科を検討し、状態が安定した後はメインテナンス(SPT)へ移行します。

各段階で再検査を行うのは、処置の効果を確認しながら次の方針を判断するためです。基本的な治療で十分に改善が見られる場合には、外科的な処置は行いません。

外科的な治療について

歯周病:外科的な治療について

歯周ポケットが深く、基本的な治療だけでは改善が難しい場合や、歯ぐきが下がってしまった場合には、外科的な治療をご提案することがあります。歯ぐきや骨の状態に応じて、以下のような処置をご案内しています。

これらの処置は、保険診療で行えるものと自由診療となるものがあります。手術後の腫れや痛みなどのリスク、費用、期間についてはカウンセリングの際にご説明し、ご納得いただいたうえで治療を進めています。

メインテナンスとリコールについて

歯周病:メインテナンスとリコールについて

歯周病は、治療によって症状が落ち着いた後も再発しやすい病気です。当院では、状態が安定している方には3か月に1回程度のリコール(定期的な来院)をご案内しており、歯周病の状態がよくない場合には、より短い間隔での来院をおすすめしています。

費用の目安

歯周病の検査や基本的な治療は保険診療で行うことができます。費用は検査や処置の内容、通院の回数によって異なり、外科的な処置が必要な場合には別途費用がかかります。治療計画とあわせて、事前に費用をご説明いたします。

治療後にご注意いただきたいこと

歯石を取り除いた後は、一時的に冷たいものがしみたり、歯ぐきが引き締まることで歯と歯の間のすき間が目立つように感じたりすることがあります。多くは時間の経過とともに落ち着いていきますが、しみる感覚が強い場合や長く続く場合には、遠慮なくご相談ください。また、治療で整えた歯ぐきの状態を保つためには、毎日の歯みがきと定期的なメインテナンスが欠かせません。

よくある質問

歯周病はどうやって気づけばよいですか

歯みがきの際の出血や口臭、歯ぐきの腫れなどが初期のサインとなることがあります。自覚症状が少ないまま進行することも多いため、定期的な検査をおすすめしています。

歯周検査ではどのようなことを調べますか

歯と歯ぐきの間にある歯周ポケットの深さや出血の有無、歯の揺れの程度などを確認します。当院では、1本の歯につき6か所を測定する6点法で検査を行っています。

歯周病は治りますか

軽度から中等度であれば、歯石除去などの基本的な治療によって症状の改善が見込めます。進行している場合でも、外科的な治療とその後のメインテナンスによって、状態を安定させることを目指します。

治療は痛いですか

歯石を取り除く際に、しみるような感覚が出ることがあります。歯ぐきの状態によっては麻酔を使用することもできますので、気になる場合は遠慮なくお申し出ください。

歯周病でも歯を残すことはできますか

歯ぐきの状態だけでなく、噛み合わせなども含めて全体的に判断し、できる限り歯を残せるよう治療方針を検討しています。状態によっては外科的な治療をご提案することもあります。

どのくらいの頻度で通院すればよいですか

治療中は状態に応じた間隔でご来院いただき、状態が安定した後は3か月に1回程度のメインテナンスをおすすめしています。歯周病の状態がよくない場合は、より短い間隔でのご来院をご案内することもあります。

歯周病と全身の健康は関係がありますか

歯周病は、糖尿病などの全身の病気と関わりがあることが知られています。気になる持病がある方や服用中のお薬がある方は、診察の際にお知らせください。

一度治療が終わったら通院しなくても大丈夫ですか

歯周病は、治療によって症状が落ち着いた後も再発しやすい病気です。歯石は毎日の歯みがきだけでは取りきれない部分に付着するため、治療後も継続してメインテナンスにお越しいただくことをおすすめしています。

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